年末調整の紙に、新たな扶養者として孫の名前を書いた。
ずっしりと重くなった。
これは何だろう。責任感か?
扶養すれば控除があるので税金は安くなるそうだが、した場合としなかった場合の差額がよく分からないので、得たいの知れない感覚しかない。
これで私は、娘と孫を扶養する身となった。期間限定ですけどね。
娘が就職さえすれば、娘は自分で、孫は娘が扶養するので、私の出番は無くなる。
去年だったか私の職場で相次いで男性が辞めて行った。
こんな給料じゃ家族を養えないから、という理由で。
それを皆が「そうだよね、大変だよね」と辞めるのも仕方がないよねと納得して聞いていた。
私もそうなんだけど、と思っても誰も「そうね、あなたもだわね」とは言ってくれなかった。
一度、「私もそうですよ」と言ってみたけど、あぁ、あなたはでも違うでしょ、男の人じゃないし、と言われた。
私も自分の給料で娘を養ってますが、違うのだそうです。
何が違うんだろう。
あなたも大変ねこんな給料で。よくやってるわね、そう言って欲しかったな。
あっちは一家の大黒柱なんだし、あなたとは違うわよ、って、どーゆー意味なんだろう?って思った。私は一家の大黒柱じゃないのかな?なんで??
何となく、母子家庭の給料はそんなもんでしょ?というのがチラチラ見えた。
孫が生まれたので、再び行事が気になりだしました。
最初にしたのは、お七夜。
娘の時はしなかった。私の具合が悪く入院が長引いてたし、そういうのをしようとする気持ちになれなかった。
色紙に私が筆ペンで孫の名前を書いて、100均で買ったお花を飾って、孫をパチリ。
沢山写真を撮った。
楽しい。娘も嬉しそうだ。
次は、1ヶ月検診が終わってから宮参りをする予定。
この宮参り、私の母が、「こーしなさい、あーしなさい」と、口を挟んで来ました。
宮参りなのにお宮さんには参らず、写真館で写真を撮っておしまいにするのが母の案だった。
そして何故か身内にお寿司を買って渡すように言われました。多分、皆で集まって食事をするのを省く代わりなんだと思います。
ですが、そもそも皆で集まるつもりなんて無かったし、宮参りなのに参らないのはどうなの?と思い始め、やっぱりそれはやめるよ、と、母にメールを送りました。
娘も、私とだけで宮参りに行くつもりだったそうで、私の母がついて来るのは嫌だから、ちゃんと断って。と言ってきたので、その辺りも言葉を選びながら母に伝えました。
宮参りは私と娘だけで行くからね。
その時の写真はまた後で送るね。
我ながら、いい言葉のチョイスだと思います。
これならついて来ないですし、角も立たない。
私の両親は何でも早く済ませたい人で、さっさと帰りたがるのです。そして文句も多い。一緒に行って楽しかった事がほとんどありません。
娘もそれが分かっているので、一緒に行くのを嫌がります。
私は父を別の理由で嫌ってますが、理由を言わなくても既に嫌われてるので、何だか楽チンです。
娘が、おじいちゃんやおばあちゃんも呼ぼうよ、と言う子じゃなくて良かったわ~