私は20代の最後の方で恋愛と結婚をした。
古いけど花の20代と呼ばれている時期に、全然華々しい事が無かった。
周りの子が次々と結婚していく中、私には彼氏も出来ない事が何か恥ずかしかった。
友達の結婚式も、「これも男性との出会いだ」と思いつつ出席した。当然二次会も参加していたが、一向に恋人は出来なかった。
いい加減、一人暮らしも飽きた頃、やっと恋愛が出来た。
まさかそのまま結婚するとは思ってなかったので驚いたが、結婚もした。
子供も産んだ。離婚もした。
そこから子供が中学生になるまで、男っ毛無しの生活。働いて、家事して、子育てして。
ただそれだけの生活がずーーーっと続いた。
いや、趣味のピアノも始めてたので、生活を楽しんでいたのはそうなのだけど、、、何で私は「楽しい」を認められないのだろうか?
子供と二人っきりの生活が楽しくなかったワケじゃない。
なのに、「私はこんなに苦労してとても大変で人生を楽しむ余裕すら無かった」と言いたくなる。
20代の頃だって、彼氏はいなかったけど楽しく暮らしてたはずだ。
毎日悲観してたワケではないのに。
恋人がいない事がそんなに欠けてること?
そんな事はない。
ひとりでだって楽しく暮らせる。
楽しく暮らすことに、ひとりも二人もない。
そんな事より、楽しいと感じてるかどうかだ。
どうも私は「人よりしんどい」と言いたいみたい。
嫌な性格だな。
自分は特別、他の人とは違う、普通じゃない、自分は変わってる、そう思ってる人に限って平々凡々だったりする。
私も平凡だ。
色んな事が起こるドラマチックな人生に憧れていたけど、どうあがいても私の人生は平々凡々です。
もうすぐクリスマス。今日はその準備をしようと思ってたけど何にもしてません。これから、これから。
明日は早番。クリスマスの日は夜勤ですが、家にいる時はクリスマス気分を味わおうとクリスマス料理にチャレンジする予定です。