予定通り母が来ました。
「1人で寂しい」
兄夫婦はこんなに近くにいるのに、「一緒にご飯でもどお?」なんて一度も声をかけられない。
そう言って泣いた母。
晩ご飯は、ビビンバにしました。
後期高齢者になる母にピリ辛はどうかな?と思いましたが、私も仕事で疲れきってて他のメニューを考えるのがしんどくて。
ビビンバなら野菜も沢山取れるし、簡単だし。
私の娘は辛いのを心配してましたが、バクバク食べる母を見て笑ってました。
「美味しかった~」
そう言って、母が持って来てくれたケーキをみんなで食べました。
その時、娘が切り出しました。
「おばちゃん、この間言ってた事なんだけど、、、」
母が、私の娘と孫を実家に呼び寄せようとしてる話です。
娘の答えはNOでした。
何よりも、兄嫁がすぐ近くにいるのが嫌だと娘は言いました。
兄嫁は、母や私に言ってくるのとは違い、私の娘には優しく接してるように見えてましたが、影でごちゃごちゃ言ってたんだそう。
そんな人がすぐ近くにいる家でなんて、くつろげない。
育児にも口出しして来そうだし、あんな人にとやかく言われたくない。
これには母も同調せざるおえませんでした。
兄嫁の嫌な部分は誰よりも母が知ってますから。
実家に住めば金銭的に助かるでしょうけど、精神的に苦痛を伴うようじゃ、意味がないのでは、、、そう理解した母は、「分かったわ」と静かに言いました。
一緒に暮らさなくても、手助けする事はいくらでも出来ます。
私と母は、出来る範囲でやれる事をやって、娘と孫を見守って行けばそれで良いんだ、そう感じました。