4時半に目覚ましが鳴り、何とも言えない気持ちで起きる。
早起きは、何でこうも腹が立つのだろう。
「くそっ!」と思いつつ起きる。
自分と娘のお弁当を作る、
ゴミ出しに行く、
布団をたたむ、
テーブルの上を片付ける、
着替えて軽く化粧をする、
こんな事をしてたら朝ご飯を食べる時間がなくなった!
早番の朝が一番嫌い。
仕事は間に合った。
早番の仕事をしっかりやって、帰った。
母は、本当に満期になった定期預金を私にくれるのだろうか?
金額は100万円ナリ。
もし100万円もらっても、今までの私なら家計に入れていただろうけど、もう私は昔の私とは違う。
元夫との結婚生活では、私は自分の貯金を使い果たした。
元夫はちゃんと働く人で、お金も渡してくれてた。
けれど、じゃんじゃん使う人でもあった。
せっかく貯めたお金は、元夫が使った穴埋めに消えて行き、私のお金は、元夫の借金返済に消えて行った。
元夫だけ、買いたい物を買い、食べたい物を食べ、行きたい所へ行き、やりたい事をやり、好きなだけお金を使っていた。どんなに高額でも欲しい!と思ったら買う。お金が足りなければ借金してでも買う。そんな人だった。
もう私はバカな事はしない。
借金の尻拭いは絶対にしない。
そんな事をしても幸せになれないのは、身を持って知った。
明日は久しぶりに彼氏に会う。
あんなに会いたいと思っていたのが嘘のように面倒くさい。
私が仕事を退職する日まで会わなくてもいいとすら思う。
これが慣れなのか。
マンネリか。