夫の娘さん達が私達の入籍を祝ってくれました。
お洒落なレストランを予約してくれ、美味しい食事に最後は「入籍おめでとう」のケーキ付き。
いつの間にか食事代も払ってくれてました。
和やかなムードの中、夫が口を開き、何を言うかと思ったら、
「みんな、うちに来る時は今度からピンポン押してね」
「えっ?!」
戸惑う娘さん達。
私も内心、「え?今それ言う?!」と思いました。ですが、
鍵を開けて勝手に家に入る事への不満を夫にぶちまけたばかりの私には、何も言えません。
夫は私のために言ってくれたのですから。
せっかくお祝いしてくれたのに、最後の最後に微妙な空気になってしまいましたが、、、これで良かったのかも。
それにしても、祝ってくれた事によって、やっと娘さん達が本当に賛成してくれてるんだ、私でいいんだと思えて少しホッと出来ました。
娘さん達からしたら突然私が現れ、離婚したとはいえ自分達の母親がいた場所に私がいるんですから、内心面白くないと思ってるんじゃ、、、と思ってました。
長女さんは自分の意思で家を出ましたが、次女さんはそうではないし、、
私との再婚話がなければ次女さんは今でも家にいたんだと思うのです。
つまりは、私が追い出したようなもの。
社会人ではありますが、ずっと実家暮らしの人は普通にいますし、何だか私が次女さんの生活を壊したような気持ちがして心苦しかったのは確か。
その娘さん達が祝ってくれたので、私の心は救われました。
まぁ、思うところはあるのでしょうがね。