一時期、身なりを構わずノーメイクおばさんで出勤してた事がある。
当時の職場には私と同じ様な人達が結構いて、ノーメイクおばさん、寝癖おばさんがいた。
それは悪いことではない。本人がそれで良ければ何の問題もナイ。
ノーメイクおばさんは楽だ。手間も時間もかからない。
ただ、私は、このままノーメイクおばさんのまま突き進もうとは思ってなかった。最低限の化粧をして、髪型を整えるこざっぱりおばさんまでは昇格しようと思っていた。
ノーメイク、寝癖、だらしない体型、そこら辺の服、これが私の普通です、という道には入りたくなかった。
いつも小綺麗にしていた人がパッと見ノーメイクぽかった事がある。けれど話をした時によくよく見ると肌色のアイシャドーをしていたのだ!これに私は衝撃を受けた。これがノーメイクぽいメイクなのか!ノーメイクとノーメイクぽいメイクは明らかに違う!!
そうか、、小綺麗に見えるのはそうしてるからなのね。小綺麗にしているから、小綺麗に見える。ノーメイクだからノーメイクに見える。手入れをしてないから、手入れをしてないように見える、、当たり前だけど、、そうか。
現在、私は職場にノーメイクで行く事はない。肌が弱いのでファンデーションは塗れないが、眉とアイシャドーは必ずやる。これだけでも違うのだ。そして髪も必ず整える。友人と会う時も夫と出掛ける時も最低限これだけはする。完全ノーメイクは休日家にいる時くらい。
化粧も色々試して今の形に落ち着いた。極簡単なメイクでも、それをやると自然と髪もかまいたくなる。髪に艶が出るようにしたくなる。そうなると服も気に入ったものを着たくなるのだ。
こうしてこざっぱりおばさんに私は昇格した。化粧もフルメイクすれば良いってもんでもない。最低限のメイクでも以前は「あんなの毎日毎日大変だわ」と思っていたが、それをやってる今はさほど大変さを感じてない。
そしてこれが一番重要なのだが私はこれ以上を望んでいない。
これがベストだと思っている。
今の私が一番良い、そう思えるなんて自分はなんて幸せなんだろうと思う。
又もや歯のかぶせが取れた。若い頃に治したヤツだから古くなって、と思っていたが、歯医者さんに「くいしばり」で取れたと言われた。
前にも指摘されてそれ以来、くいしばりに気付いたら即歯を離すようにしている。口の中で行う事だから周りからは見えないが、私は口を閉じた状態で歯と歯を開けている、つまり口を開けている、というのをやっている。これは歯医者さんにそうした方が良いと言われやっている。
それでも歯のかぶせが取れるくらい食い縛っちゃってるのね。関係ないかも知れないが、筆圧も強い。グッと力を入れてしまう。
歯のかぶせはそのまま入れ直してもらえた。念のために取ったレントゲンで隣の歯が虫歯になっているのが発見された。
もしかしたらこの虫歯を見つけるために歯のかぶせは取れたのかも知れない。
そう考えると面白い。
歯のかぶせは己を使って本体である私に教えてくれたのである。
歯のかぶせが取れた時は「くっそ~!」と思った。その時食べていたチャーハンが憎らしく思えた。また歯医者に行かなきゃならない、そのわずらわしさにキィー!となった。
でも今は、あのかぶせが取れたお陰で虫歯が分かったので良かったと思っている。
何年振りの虫歯だろう、、数年ではない、10年とかそれ以上経つと思う。
久しぶりの虫歯。待ってろよ、お前をやっつけてやるから。そんな気持ちで予約日を待っている。