夫の姉のこと、私の娘の事、私の号泣、いろいろあったけど夫との仲がこじれる事がない。最終的にいつも丸く収まっている。
夫とは夫婦を感じる。いや夫婦なんだけど何と言うか繋がりみたいなものをね。揉め事は起こるけど、言い合いになったとしてもその芯の部分には「この人を理解したい」というのがあるので、それが分かるので、相手をこてんぱんにやっつけるというのにはならない。
お互い相手を「あんたも大変だよね」と思っているので、俺の方が大変なんだ!私の方が疲れてるのよー!という俺が!私が!合戦にはならない。
家事も、夫は「いつも妻に洗濯やご飯の支度をしてもらって申し訳ない」と思ってて、私は「掃除機がけや風呂掃除はいつも夫がしてる、たまには私がやらないとマズイかも」と思っている。なのでお互い自然と「ありがとう~いつもやってもらってゴメンね~」と言い合えている。
お互い得意とまで行かなくともこれだったら出来るなと思う事をやってるだけなので、やる事にそこまで負担はない。したくない時はしないし。無理して誉める事もしないのでストレスも無い。
夫と再婚して夫への尊敬度は下がった。
再婚するまでは尊敬の念があったが、一緒に暮らすと相手のアラが見えてくる。え?コイツ頭悪いんじゃない?と思う事も出てきたりするので、夫を下に見てしまう事もある。この人ちゃんと仕事できてんの?と思った事は1度や2度ではない。
夫に対するガッカリはその妻である自分が不幸になってしまったように一瞬感じる。
これはブーメランで、夫も私に対してだだ下がりになった事があると思う。夫は絶対言わないけど理想と現実のように夫をガッカリさせた事が何かしらあると思う。
夫にガッカリしたとしても、今までと変わらず幸せな気持ちでいられるし変わらず生活を楽しめている。そんな事で結婚生活が壊れる事はない。
イビキはきかれた、口を開けヨダレを垂らし物凄い顔で爆睡してる姿も見られた。仕事の愚痴、友達の悪口が止まらずブラックな私もさらけ出している。
それでも夫は私をちゃん付けで呼び私が過ごしやすいようにあれこれしてくれている。細かい事だけど帰ったらすぐに大好きなカフェラテが飲めるようにグラスを出しておいてくれたり、夜勤明けはいつ寝てもいいように布団をセットしてくれてたり。夫がいる時に「ちょっと寝ようかな」と言うと、気付かないうちに寝室のクーラーも付けておいてくれる。お陰で快適な部屋ですぐに休める。洗い物がしてあったり乾いた食器が戻してあったり、うちには小人がいる?と夫に笑いながら言った事もある。
こーゆーのって、嫌な相手にはしないと思う。愛だと思っている。なので私は日々夫からの小さな愛を感じてる事になる。これを当たり前だと思った時に愛が消えるんだと思う。義務の中に愛を見つけるのは難しいから。
夫の愛を感じながら生活する、って、私が思い描いていたこうなったら良いなという世界だ。豪邸、高収入といったものではなくて、ささやかでも愛のある生活を夢見ていました。
子供の頃は分かりやすいお金持ちに憧れてましたが、今はその気持ちは遠くに行った感じです。豪邸に住んでもその人が幸せじゃないと意味がない事が分かったからです。
と言いつつ、夫の家がもう少し大きかったらな~と思うのよねー