隣の県でシングルマザーをしている私の娘。
精神科を受診中に具合が悪くなり、発熱。38度。
その話を聞いてもう、限界なんじゃないか。
そう感じて、学校をやめていいんだよと伝えた。
正看の学校に入学して半年で辞めて、出産したのち准看の学校に入り直してあと半年で卒業というところ。
もったいないけど、やめていい。
それと、例えば正看護師になったとして働き出しても、今と何ら変わらないよ、と伝えた。
今現在とは違った夢のような世界に行ける、と信じてるふしがあったので忠告しておいた。
最初に娘と同じ学校にいた子は看護師として働き出している。その子達が夢のような別世界に行ったかというとそうではない。その子達も愚痴を言っている。しんどい思いをしている。悪いことばかりじゃないけど、良いことばかりでもない。誰もがそんな現実を生きている。
環境を変えると自分が変化したように感じるけど、実際はそうではない。
自分は変わらない。資格を取っても、引っ越ししても、転職しても、パートナーを変えても、子供を産んでも、何をしても自分は変わらない。
別人にはなれない。別の世界になんて行けない。あの人が住む憧れの世界に行ったとしても、自分の世界がずっと続いているだけだ。
別の場所になんて行けないのよ。
変わらないの。今が続くだけなの。
娘は今の学校は辞めないと言った。
精神科の先生は解熱剤と点滴をしてくれて、家に帰ってもこの状態が続くようであれば内科を受診して下さい、と言ったそう。
解熱剤を処方してるから本当の熱が分からなくて困るけど、何となく大丈夫そうだった。体はね。でもメンタルがヤバそう。
この世界からは抜け出せない。それが出来る時は死ぬときだ。
ただ、この世界を苦しいものにするかそこまでではないものにするかは自分で決められる。それを娘に知って欲しい。
表現が古いけど毎日バラ色なんてのは現実的ではない。良いこともあれば悪いこともあるのが世の常だから。
この世界で、そこまで悪くないか、と思えなければ、どこへ行っても地獄だし、どこか別の所を求めてさ迷う事になる。
娘には、別人になんてならなくて良いから、そのままでいて欲しいし、この世界もそんな悪くない事も知って欲しい。