夕べは10時前に寝たのにまだ体がバキバキ。
私は睡眠で大体全てのものが治ると思っている。人間の持つ自然治癒力。
実際、酷使したマイナス部分は睡眠でプラマイゼロまで戻る感覚がある。
今回は8割くらいか。もう少し寝てたらもっと戻ってたと思うけど、夫のお弁当がチラついたので起きた。
夫は「俺のお弁当は?」と言う人じゃないのでそのまま寝てても良かったんだけど、前日に疲れ過ぎて洗い物を「明日やる!」と全部放棄して寝たのを思い出したのでね。
夫は自分で焼いたトーストを食べるとこだった。シンクをのぞくと洗い物が半分以上無い。
「すぐ使う物は洗っといたよ」
モグモグ食べながら涼しい顔でサラッと言う夫。
ありがと~とお礼を言って洗い物の続きを。
気分が良い。この男と結婚して良かったと思う瞬間だ。昨日私が「洗っといて!」と夫に頼んでたら夫は全部洗ってたと思う。
夕べの食器を洗いつつお弁当を作る。
天気が良さそうなので洗濯機も回す。
夫と次の私の遅番の時のメニューにつて話す。車検の話、明後日見に行く予定の紅葉の話。
私は夫が最初の結婚の時に建てた小さな家に住んでいる。周りにはバカでかい豪邸もあるので正直初めてこの家を見た時はガッカリした。
夫は25年前に建てたこの家のローンをまだ払っている。こんなに小さな家なのにまだまだローンは残っている。
私と再婚前に外壁は塗り直したそうだが内装は手付かず。玄関や部屋の壁紙がめくれたり汚れたりしている。
最初は好きになれなかったこの家だが、ここで夫と暮らすうちこの生活に幸せを感じるようになった。
夫は料理上手ではない私の料理を誉めてくれる。普段はしないが自分の休みの日には自発的に掃除をしてくれる。ゴミ出しもやってくれる。
私を名前で呼び、私の布団を敷いてくれる。私が帰るのが分かると玄関の鍵を開けておいてくれて外灯も付けてくれる。玄関の外はセンサーライトがこうこうと付くので普段は外灯は付けない。
愛されてる、、!と思っていたけど結構夫はつくす人なのかもと思った。
一つ一つは小さな事だけど、日々の生活はその一つ一つの積み重ねだ。
私は幸せなんだなと思った。