50代の再婚日記ブログ

50歳で再婚しました。楽しいこと、めんどくさいこと、色々です。

後半に花開く話その3

 

 

 

自分を認めだしたら好転しだした、と書くのは簡単ですが、当時はよく分からないまま、、娘と喧嘩した時に私が自己否定な言葉を言うと、娘が全力でそれを取っ払おうとしてたのを覚えていますが、、それまで散々私に酷い言葉を言ってきたクセに、何?急に、、と戸惑うばかりで、そんなすぐに「私は私のままで良いんだ!」とはなりませんでした。

 

そして娘は、退学、妊娠、出産、シングルマザー、就職、退職、と、次々と私に問題を突き付けてきます。

 

レールの上から外れ、横道にそれ、自力で道を作らなきゃならないイメージ、、、そのままなら安泰なのに、ことごとくはね除けてイバラの道を行くように見えるので、もどかしく感じるし、何より怖い。

 

子供が登校拒否になったらどうしよう、と思った時と感覚は似ています。

 

引きこもりになったらどうしよう、娘は出産したので赤ちゃんを私に押し付けて自分は遊ぶ、みたいな事になったらどうしよう、無職のままになったらどうしよう、等々、親心の恐怖心です。

 

ですが、怖いと感じる事のその先を考えてみると、行き着く先は「その時はその時!」なのです。

 

どーにでも成るし、死ぬワケじゃない。

 

高収入で良い生活、からは離れるかも知れませんが、それが幸せだとは限らない。

 

1番は、本人が決めること。

 

私はそれを見守るのみ。

 

怖いけど、失敗しても大丈夫だと娘に言ってやること。

 

今ここで、コツコツ貯めてきた物を一瞬で奪われるかも知れない、それでも、そーなっても大丈夫なんだと言ってやれる親でありたい。

 

そう思ったら、今までの鬱々としたモノが消え去り、自分の人生が好転してる事に気付きました。

 

あんなに探しても出逢えなかった人生のパートナーが見つかったし、娘との関係は良好になったし、何よりも生きるのが楽しくなってました。

 

恐怖心はありますが、それに飲み込まれそうになりながらも踏ん張る自分を見つけました。

 

明らかに人生で今が1番幸せです。幸福感を感じながら生きれてます。あの頃には出来なかった事です。

 

日々の愚痴はありますが、私は幸せです。

 

こんなに清々しい気持で毎日を送れるなんて、感慨深いです。