50代の再婚日記ブログ

50歳で再婚しました。楽しいこと、めんどくさいこと、色々です。

毎日楽しく生きるのは、やめた。

毎日楽しく生きよう、そう思って生きてきたけど、もうそれはやめようと思った。

私は子供の頃に家族から性的な方の虐待を受けた為に、その後の人生が生きづらくなってしまった。

全てを人のせいにするわけじゃないが、そんなことをされてしまった私というのは、確実に自己肯定感が下がる。

そんなことをされて、いきいきと生きられない。

かといって、全てを呪って生きるのもせっかくの私の人生なのにもったいないと感じていた。

けれど、身に染み付いてしまったモノは簡単には剥がれない。どうすれば心から笑えるか、どうすれば清々しく生きられるか、そればかりを考えていた。


身を持って分かった事がある。

それは、自己肯定感の低い女は、ひどい男にすぐ嗅ぎ付けられるということだ。

いいように扱われ、結構な仕打ちを受ける。それは、そーゆー扱いをしてもコイツならいいと思われてしまうから。

もっと言うと、見破られてしまうから。

自分で自分を低く見ていることを。


私は、結婚、出産を経て、自分の改善に取り組んだ。

若い頃に比べてかなり自分を大切にできるようになったと思っていたけど、それでも平均点以下だったのだろう。

借金を繰り返す元夫に浮気もされ、暴言もてんこ盛りで、相変わらずな私がいた。でも私は、私の明るい未来を信じ自分の人生をやり直すことにした。

離婚して、シングルマザーをしながら、自分が生きやすくなるよう心の仕組みなど読み漁り、実践できるものはして行った。

お金の不安、1人で子育てする不安、自由がない不満、そこに娘の反抗期がぶつかり精神的に不安定になったりもした。

色々あったがある日、ゆったり過ごせてる自分に気が付いた。

自己肯定感を高めよう、と思うこともなくなった。

そんなことをしなくてもいい毎日になったのだ。

毎日を楽しく生きよう、と心掛けていたが、もうそれもやめようと思う。

楽しく生きようとしなくてもいいんだ。


めんどくさいけど仕事をして、そのお金で生活をする。

仕事が楽しくなるように考えたこともあったが、もうね、私にとってこの仕事はめんどくさいものだと認識することにした。

楽しく仕事をすることが楽しく生きる人生に繋がると思っていたけど、そーじゃなかった。

めんどくさい仕事をしてても、人生は楽しく生きれるもんだ。


同じ様に、楽しく生きようとしなくても、人生は楽しいもんなんですね。

そのことにやっと気付けた。