最初は生きやすくなる為に書いていたブログですが、いつの頃からか目的は達成され、生きやすくなってました。
私はずっと自分に時間を使う事を禁止してたので、それで苦痛を感じてたようです。
それが生きづらさの原因の全てではありませんが、原因の一つだったように思います。
今では、ゆっくりカフェラテを飲むのは当たり前となってます。
仕事前もそうですが、家に帰って来てからも、自分の為にゆっくりする、好きなように過ごすのが普通になりました。
しんどかったら休む、休憩する。
そんな当たり前の事が出来なかったのです。
そんな時間があるのなら、家を片付けなきゃ、家事をしなきゃ、と思ってたんですよね。
でも、休んで良かったんだ。
ゆっくり髪の毛をセットする。
ゆっくり化粧する。
ゆっくり服を選ぶ。
全然やってOKだった。
お茶を飲む事すら禁止してたのはきっと、「シングルマザーは自分にかまけちゃいけない」「自分の時間なんて無いはず」という間違った思い込みがあったから。
それは「ちゃんとしなきゃいけない」という強い思い込みのせい。
いつ人が来てもいいように部屋は綺麗に、洗濯物はためず、流しも綺麗に、ご飯は手作りで、自分はシングルマザーなんだから、ちゃんとしなきゃいけない。ちゃんと出来る事を証明しなきゃいけない。
近所付き合いも学校の役員もちゃんと出来るよと、それをやって見せなきゃいけない。そんな思い込みもありました。
仕事、子育て、家事で自分のキャパを完全に超えてたので、当然のように度々爆発してました。
できない自分。
泣く子供。
こんな事ではいけないのに、、でもできない。
こんな事ではなぜいけないのか?
それは私がシングルマザーだから。
母親だから。
母親なのに、母親のくせに、母親なんだからさ、もうちょっとさ、アンタ母親なんでしょ?!
いろんな母親が私を責める。
泣いてた子供も大きくなり、今年子供を産みました。
私の娘の事です。
娘が専門学校を辞めた時、もしかしたら復讐が始まるのかなと思いました。
子供時代に辛い思いをしたから、その原因である母親に対しての復讐です。
私には私の言い分があります。
シングルマザーで、でもそんな中でも必死に育児、子育てして来ました。
娘を養う為に一家の大黒柱となって仕事が嫌でも頑張りました。
整った部屋、清潔な服、美味しい食事を目指して家事も頑張りました。
しかし、娘にとって、それが自分と何の関係があるの?って事なんでしょうね。
そんな事より、寄り添ってくれた?
いつも眉間にシワを寄せて、怒ってばかりで。
少しでも楽しく暮らそうとしてくれた?
きっとそこをつかれると思うのです。
娘はやっと入った専門学校をあっさりと辞め、妊娠して帰って来ました。
あなたの娘はこんな子ですよ、さぁ、どうしますか~?
娘からそう問われてる気分でした。
これがあなたの育て方の結果ですよ~、さぁ、どうしますか~?
ってね。
私は自分の間違いに気が付きました。
もう娘の子供時代にはもどれませんけど、娘がすぐ側にいる状況に恵まれました。
娘は私を責めてくるので、しょっちゅう衝突してました。
なので私は娘が大嫌いでした。
娘といる時間が拷問のように感じられ、早くそこから抜け出したかったのです。
今日の私は、娘が楽しく生きられるよう、私の出来る事をしようと感じてます。
なにも自分を殺してまでする事ではなかったんです。
必死に生活を成り立たせようとしてましたが、自分を抹殺する必要はどこにも無かった。
楽しいなと思える時間を作る方に心血を注げばよかった。
今からでも間に合います。
娘はもう大人になっちゃいましたが、これからの時間が消えるわけじゃない。時間は沢山ある。
これからやり直しです。