我が家の米びつは棚の中に入っています。
扉を開けて米びつのふたを開けると、途中でふたが上の棚に引っかかって、それ以上開けられなくなります。
途中でふたが止まるワケもなく、もう片方の手でささえなければあっけなくふたは閉まります。
要は、片手で「開ける」「すくう」が出来ないのです。
ものスッゴいストレス。
ですが夫はこーゆーの全然平気。
片手にお釜を持ち、もう片方の手でお米をすくう、が出来ないのに涼しい顔。
片手にお釜を持ち、それをいったん床に置き、片手は米びつのふたを支え、もう片方は米びつからお米をすくい、やっとお釜にお米を入れる、、、くっそ!!
それまで片手でやってた事を両手を使ってやらなければならないこのストレス。
いくら夫に棚を1段なくせば片手で出来る事を説明しても、
「それが何なの?」
と、ピンと来ない様子。
「両手使えばいいじゃん、何?何なの?」
と、不思議そうな顔をする。
こんな人には私のストレスは伝わらない。
しばらくの間、私は両手使いに慣れようと頑張りました。
来る日も、来る日も、両手を使ってお米をお釜に入れました。
恐ろしい事に、夫はまとめてご飯を炊く事を「良し」としません。(強制ではない)
朝はパンなので昼と夜なんですが、昼は昼、夜は夜、という具合で、毎回食べる分だけご飯を炊くのです。
まぁこれは、保存しなくていいので、ラップして冷凍とか、、その手間がかからないのでこれはこれでいっかと思ってますが、、問題は、あの両手を使うストレスが日に2回発生するということ。
片手でお釜をかかえたまま、何とかもう片手でお米がすくえないかと何度もチャレンジしたのですが、、どーーしてもダメでした。
そしてとうとうある日、私の堪忍袋の緒が切れるのです。
我慢ならん!!と、棚を1段外しました。
その棚に置いていた物はなぜか体重計で、これも私は「置くのはここじゃない!」と、ずっと思ってたシロモノでした。
体重計は別の棚に移動。
これで、米びつのふたがパカッと開くようになり、片手で「開ける」「すくう」が出来るようになりました。
事後報告になりましたが、夫に体重計の場所を移した事と棚を1段外した事を伝えました。
「え?!何で??」
いくら片手でお米がすくえるようになったと話しても共感してもらえませんでしたが、私が「あ~良かった!」と満面の笑みで伝えた事により、何か知らんけど良かったね、と、夫も言ってくれました。
これで私のストレスがまた1つ減りました。
やった!