50代の再婚日記ブログ

50歳で再婚しました。楽しいこと、めんどくさいこと、色々です。

生活とは

私は、今の彼氏と順調だし、仕事もまぁなんとかこなせてるし、楽しめる趣味もある。じゃあ全てが万々歳でハッピーか?と言われると、そうとは言えない。娘の事で引っ掛かってるからだ。


昔から、そうだ。

私は何も大きな幸せは求めていない。自分の稼げる能力も分かっているつもりだ。

自分の容姿も受け入れている。

自分の事を棚に上げて、自分以上のモノを求めようとはしていない。

その中での、最大限の幸せを求めてるだけだ。

心穏やかに過ごせる幸せを。



けれど、いつも何かしらが足を引っ張るのだ。

昔はそれは恋愛だった。恋愛だけがネックだった。

いつもいつも恋愛でつまずき、ひどい状態になったりもした。

男運が悪いと思ってたけど、これは私の男を見る目が無かっただけだった。これは最近気付いた事だ。

ひどい男性遍歴を経て、自覚出来た。

そして、やっと幸せを感じる男の人に巡り合えた。

とても幸せを感じている。

ずっとネックだった恋愛をクリア出来たというのに、今度は別のことが私をつまずかせる。



何で?



いや、この考え方がダメなのだろう。




娘が帰って来た事で、私は不自由さを感じている。

家の仕切りがふすまなので恋人どころか友達も呼べない。

話し声が聞かれるのも嫌だが、聞かされる方も嫌だと思う。そんなの想像しただけで気になるし落ち着かない。

だから誰も呼べない。娘がいる時は。

娘はバイト以外はいつも家にいる。だからやっぱり誰もウチに呼べない。来月にはそのバイトも終わるから、ずっと家にいるようになるだろう。不自由で窮屈。

それと、お金。

生活すればおのずとお金は必要になる。

娘は今はバイトをしているが、それも来月まで。

この期間限定でやったバイト代が娘の全財産となる。

これから出産予定の人の全財産がコレ。

やっと娘の扶養義務は無くなったと思ったのに、これだ。


これが現実。私の現実。この中で楽しく暮らすにはどうしたらいいんだろう。



それは、やっぱり私が楽しいと思える事をするしかない。

よく娘の用事に付き合わされるけど、これも、のんびりしたい時はノーと言おう。

今までは、のんびりしたいという理由で断っちゃいけないと思ってた。

したくない事は、しない。

それでいいんだ。



自分の給料を、自分だけに使ってみたい。

それが出来てた独身時代がとても懐かしいけれど、私には娘がいて、その娘は妊娠中なのが私の現実なのだ。

受け入れたつもりでいたけど、自分の中で納得できてなかったみたい。

まるで「俺が働いた金だぞ!」「誰のおかげで生活できると思ってるんだ!」と言う残念な夫のような私。


どこもかしこも順調で全てに満足行く生活なんて現実にはないのかも知れない。

何かしら不都合があり、ちょっと不安がよぎり、小さなため息はつくもの、なのかも知れない。

そんな中で、どれたけ楽しめるか、どれだけ気分良く過ごせるか、って事なのかも知れない。