50代の再婚日記ブログ

50歳で再婚しました。楽しいこと、めんどくさいこと、色々です。

優しくなれない

 

 

娘と母がコロナになり、その後コロナ解除後も娘は回復せず体調不良が続き、2歳の孫がいるので看病に行った。娘がやっと回復すると今度は孫。

 

水溶便が続き保育園はダメだと言われ、私の休日に孫をみる事になった。その間娘は学校へ。コロナで受けられなかった再試験があるのだ。

 

私は仕事をしている。そして今度は夫だ。

 

夏風邪で熱がしつこく出る。今日で6日経つ。

 

夫の状態は、ずっと熱が続くワケではない。しんどいのは分かるけど、腹が立ってきた。

 

何度も言うが、私は仕事をしている。

 

だから何だと言われれば返す言葉はないが、私だってしんどい。

 

娘や母は、私をねぎらってくれた。私の夫が熱が出ててと話すと、心配してくれ、母なんて果物やゼリーを買って持たせてくれた。

 

何て言うのかな、頑張らずに自然と「わぁ、ありがとう」と言える関係性が、今の私と夫には無い。正確には私から夫に対してだ。

 

娘や母には自然と「こうしてあげよう」と思えるのに、夫には、足踏みしてしまう。

 

今熱が出てるんだから、病人なんだから、と前置きして、それからじゃないと何だか腹が立ってくるのだ。

 

このモヤモヤは何だろ。言葉に表したいのに説明が出来ない。たから夫に訴えられない。

 

だから我慢してた。

 

そして昨日ぶちギレた。

 

昨日早番で睡眠時間が少なかったのもイライラの原因の1つだったと思う。

 

昨日は早番のため、早朝家を出た。

 

この時点で私はモヤッとしてた。

 

前日、寝込んでる夫の部屋に食事を届けた時、夫は体を起こして電話をしていた。職場の先輩と話をしてたんだそう。その時体調が良かったのか、笑顔でそう話しかけてきた。

 

ふぅん。

 

仕事をして休憩時間になりスマホを見た。

 

何も連絡ナシ。

 

こちらから体調を聞く。

 

まだ具合が悪いと、熱があると返事をもらう。

 

ふぅん。

 

仕事が終わり家に帰った。

 

台所のテーブルには、レトルトのお粥を食べ終わったどんぶりや使ったコップ等が置いてあった。

 

我が家は豪邸ではない。そこから流し台まで2歩。

 

夫の様子を見に部屋に行くと、ゼリーとヨーグルトを買って来てと言われた。

 

昨日もその前も毎日買い物に行ってる。

 

やっと仕事が終わったのに、、買って来て欲しい物があるのなら、ラインしてくれれば1度家に帰らなくてもよかったのに、、、1度家に帰って夫の元に行って何が欲しいか聞いてから買いに行くのってどーなの。

 

夫は毎日決まったヨーグルトを食べている。

 

それが切れたのかと思い、同じのを買ってくればいいか聞くと、そうじゃない、と。いつもは食べない小分けのヨーグルトだと、何度も聞き返してやっと分かった。

 

この時点でフツフツとなった。

 

スーパーに行き、買い物をして帰る。

 

夫希望のヨーグルトをすぐに渡したくなかった。

 

だから、お風呂に入った。

 

何だか離婚したくなった。

 

夫は今回の事で病院に2度行ってる。どちらも自分で運転して行った。私の申し出を断り自分で行けるからと自分で行った。

 

この6日間ずっと高熱が続いてるワケじゃない。平熱の時もある。そもそも熱でフラフラなら車を運転できない。起き上がるのも難しいだろう。

 

もう家に居たくなかった。

 

明日の仕事は行く。だから娘の家には行けない。娘の家から職場まで2時間はかかる。2時間車をぶっ飛ばしてそれから労働なんてゴメンだ。でも話を聞いたもらいたい。この私のモヤモヤを聞いてもらいたい。

 

1人でもいい。そうだ、1人になろう。1人で考えよう。

 

そう思い、外に行ける格好をするため服を取りに2階に上がる。

 

私の服は、夫の部屋の奥にある。夫の部屋に入りもう1つの扉を開けないと服をしまってる小部屋に行けない。

 

夫の部屋を開けると、夫が待ち構えてた。ヨーグルト、ヨーグルト、とうるさい。「早く、ヨーグルト」と、布団に横になったまま身をよじっている。

 

そこで私は爆発してしまった。

 

この数日前、夫の娘さんが踏み台にもなるある椅子を貸して欲しいと夫に連絡した。具合の悪い夫は動かない。いや、動けない。私が倉庫にしまってあるその椅子を出して言われた場所に置いておいた。

 

この時、夫は私に命令した。

 

「早く!」と。娘が取りに来るのだから早くしてと。

 

こんな風に夫に言われたのは初めてだった。

 

その日は私は遅番でお昼過ぎに家を出た。それまでに夫の娘さんは来なかった。翌日見たら、椅子はそのままだった。

 

それを何気なく夫に伝えると、ムキになって「そんなハズはない」と言ってきた。

 

私は夫の娘さんを責めたいワケじゃない。ただ単に、昨日取りに来てないから今日かもね、みたいな感じて言っただけなのに、「もう取りに来て、そこに戻したんじゃない?」と言ってきた。

 

そんな事ある?

 

娘さんからしたら自分の実家だ。踏み台が必要という事は何かしらやろうとしてるって事だ。すこし遠くに引っ越した娘さんが、急いで用事を済ませ椅子を返しに来る、っていうのにピンと来なかった。実家の物なら今度行く時に返せばいいと思わない?そんな慌てて返すか?

 

何そんなムキになってんの、、と、夫に対して思った。でもそう言うので、

 

「じゃあ、もう戻してもいいかな」

 

と、言うと、いや、まだそこに置いといて、と言う。

 

何だよ、、、

 

結局、娘さんは翌日椅子を取りに来た。

 

色んな事が私の心に引っ掛かってた。

 

「早く!ヨーグルト!」と駄々をこねる子供のようになってる夫を見て、ぶちギレた。

 

なぜ他の人には電話で話してるのに私には何も言わないのか、私から聞かないと何も言わない。こっちはなーんにも分からない。私だって熱が出て具合の悪い人にこんな事言いたくないけど、何なの?その態度。もう無理。私、帰るから。私に対しての態度、何なの。

 

駄々をこねてた夫はハッとなり、慌てて謝罪してきた。

 

「ごめん、そんなつもりないって、本当に感謝してるんだよ、ごめんて、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」

 

必死に謝る夫を見て、複雑な気持ちになった。

 

発熱してる夫を謝らせて、私は何がしたいんだ?と思ったし、この家を出て行く気が失せたのも本当。

 

着替えるのはやめて、リビングに戻った。

 

ぶちギレた時に、ついでに夫の娘さんの時の嫌だった思いも話した。上手く説明出来なかったので、椅子の時も嫌だった!みたいな感じでしか話せなかったけど、夫の態度で嫌な気持ちになった事は伝わった。

 

 

何というか、、この6日間、夫は自分の体を治そうとしてるようには見えなかった。

 

平熱になっても、「まだ肺が治ってない」みたいな事を言ってたし、夏風邪だと診断されたのが納得できないように見て取れた。

 

まだまだ具合は悪いんだ、ほらほらやっぱり熱が出たよ、ほら!みたいな感じ。36度後半でも大騒ぎして、物凄くうんざりした。

 

38度の熱が出たと言われても、心配より「え?それホントに?」と疑う気持ちが出た。

 

ずーーっと横になってる夫から、「夜ほとんど寝てないんだ」と言われても、無言で返してしまう自分がいた。

 

こっちだって仕事に行ってるしここんとこ休日は娘や孫の看病で潰れてたし、、、

 

鬱陶しい、が先にきて、心配な気持ちがわいてこない。

 

あーヤダヤダ、こんな自分。

 

37度だろうが38度だろうが、最低限の家事と子育てをして来たシングルマザーだった私は、どーしても体調を崩した夫に優しくなれないのでした。