職場で異動があり、新体制となりました。
私をイジメてたあの嫌なヤツが別部署に異動になり、スッキリ気分。
新たに来られた方は人の良さそうな感じですが、聞けば高卒からずっとこの職場にいるヌシ的存在なのだそう。50代だと思われるので30年以上ここで働いてる計算、、凄い。まさにヌシ!
この職場、辞める人も沢山いるけど、こんなふうに勤続何十年!という人も大勢いるので「働きやすい職場」ではあると思う。
私は、この職場で定年を迎えるのだと思う。
再婚の為に引っ越して来たんですが、再婚が無ければ、私は前の職場で定年を迎えたんだと思う。
それくらい私は職場にこだわりは無い。
20代の頃は仕事が結構上位に来てたので、私の中でも占める割合が大きかった。悩みはいつも仕事の事だったし仕事内容や仕事で関わる人間関係に疲れていた。
プライベートの方が上になったのはいつの頃だろう。
それまでプライベートより仕事が上だった。仕事での落ち込みをプライベート時間まで引きずり込んでいた。
それがある時から逆になった。
まずは、プライベート。自分時間が最優先事項に変わった。
そしたら楽になった。
あんなに仕事の事を考えてたのに、どーでもよくなってしまった。
ミスをしたら落ち込むのは今もそうだけど、プライベートを潰すほどの事ではないと割り切れるようになった。
何より大事なのはプライベートであり、仕事なんてそんなに考え込まなくても良いモノなんだと思えるようになった。
私の代わりは幾らでもいる。
私にしか出来ない、というのは、そもそもがおかしい事だと気付いた。
私が事故に遭って入院したら会社は潰れるのだろうか?
そんな事はない。
これが答えだ。
それまで一手に引き受けてたとしても、会社は潰れやしない。
私にしか出来ない仕事をしていると思い込んでても、それでも私の代わりは幾らでもいるのだ。
私の代わりがきかないもの、それは私のプライベートだ。
私の人生は私しかいない。代わりはいない。
私がどう生きるか、仕事よりそっちを考えた方が良いと気付いたのは世紀の大発見だ。
今思うのは、20代の時にこの考えになっていれば、と思う。
そんなに、ねぇ、仕事に一生懸命にならなくても生きて行けるし、困った事は起こらないんですよ~と、あの頃の私に教えてあげたい。