「逆流性食道炎かも知れない」
と、夫。
前回夫が発熱した時、私はかなりの塩対応をしたので今回は優しめに答えた。
「んじゃ病院だね」
うん、と、夫がうなずく。今日ではなく今度行くと言いながら。
前回私がイラついたのは夫が発熱したからではない。本当に熱が出てるのなら看病するさ。そーではなくて夫の熱=微熱程度で大騒ぎ、平熱なのに病人アピール、これにイライラしただけ。
喉の痛みだけで仕事を休み、この時点で誰が「大丈夫?」って言える?
「はぁ?!」しかないだろ。
いや、早めに休むこは良い事よ?それは分かるよ?人に移しちゃいけないし。それは分かるんだけど、熱ナシ、食欲アリ、だるさもナシ、体も動ける、会話もスムーズいつも通り、これで「大丈夫?」って言える?ってこと。私のトローチを渡したけど「コレ効くの?」って言われたし。ナニよ何なのよ。
でもこの時は夫の予感通り翌日発熱したんだよね。確かにその時は熱が出てたんだと思う。ちゃんと看病もした。心配もした。でもね、その後の「熱が出た」は、怪しい。
しきりに私に訴えてたけど36.9度で「あぁ~」となげいたからね。思いっきり平熱ですけど!!!
37.3とかで「熱が出た!」「熱が出た!」と大騒ぎ。せめて37.5以上になってから騒いでくれよ。
あまりのぐずり様に私はブチ切れて軽く家出をしました。
微熱が出たのは2日くらいでそれも夕方にチョロっと程度、後は平熱なのに1週間休み、ずーーっと布団でゴロゴロ、、なのにしんどいアピール、寝れないアピール、(そりゃそんだけ横になってたら夜寝れないでしょ!)その間私は仕事に行ってるんですよ?仕事に行って家の事もして、それでなんで平熱のおじさんのしんどいアピールを聞かなきゃいけないのか。ゼリー買ってきてだのヨーグルト買ってきてだの、しかも!「早く!早く!」って布団で横になったまま言われ、、、ブッチーン
その1週間の間に夫が病院に行ったのは3回。3回ですよ!!!ドクターもビックリよ。
しかも私が送ると言っても「自分で行けるから」って、自分で運転して行ってるからね。
まぁね、平熱ですからね!!!
本当に具合が悪けりゃ私だってちゃんと対応します。病人にブチ切れるなんて事はしませんよ。
ああ!思い出しても「キィー」となる出来事でした。夫がこんな人だったなんて、と思いました。でも夫も同じ様に思ったと思う。
私の悔やまれる点はブチ切れたこと。
演技でもいいからしおらしくしておけば良かったと思っているので、今回は優しく対応しました。
さて、綾辻行人の「十角館の殺人」「霧越邸殺人事件」の再読が終わったので、1番好きな「暗黒館の殺人」を再読します。これ長いけどどっぷり浸れるので良い。読めるのが嬉しい。
少しずつ少しずつ読むんだ~